- 1016木
- 17金
- 18土
- 大生院地区のみ
豪華絢爛
魂の競演
新居浜太鼓祭りとは、
愛媛県新居浜市で毎年10月16・17・18日※に行われる、勇壮で華やかな愛媛を代表する秋祭りの一つです。もともとは、秋の実りに感謝し、五穀豊穣と地域の繁栄を祈る神事が起源とされています。
市内各地から集まる54台の豪華な太鼓台を、150人以上の男性が力を合わせて担ぎ上げ、「差し上げ」などの迫力ある競演では、担ぎ手の掛け声と、観衆の歓声で会場が一つになります。
太鼓と掛け声が響き渡る熱気あふれる祭りであり、派手で勇ましい姿の奥には、神への深い感謝と祈りが息づいています。
(大生院地区は10月15.16.17日)
見どころ と 楽しみ方 動 美 推
演舞について
かきくらべ
市内各所で集結した多数の太鼓台が、地区の威信をかけて高さ、美しさ、迫力を競い合います。特に、太鼓台を天高く掲げる「差し上げ」の完成度、いかに美しく、高く、長く「差し上げる」ことができるかが見どころです。地域のプライドと熱意がぶつかり合う、魂を揺さぶる競演です。
かきあげ
かきあげは、新居浜太鼓祭り初日の未明(早朝3時頃)に内宮神社で行われる勇壮な開幕神事です。重さ2.5トンの巨大な太鼓台を、大勢のかき夫が急な石段や参道を駆け上がり、本殿へ奉納します。闇夜の中、松明の光に照らされて太鼓台が激しく揺れる様子は迫力満点。男たちの強靭な体力と団結力が試される、祭りの魂を揺さぶる一連の始まりです。
さしあげ
太鼓台のかき棒(担ぎ棒)を肩から外し、かき夫全員の力を合わせて頭上高く持ち上げて静止させる動作です。太鼓台を天高く掲げ、その豪華な飾り幕を見せつけます。かき夫たちの団結力と、静と動のコントラストが見どころとなる、華やかな技です。
よせあげ
複数の太鼓台が、お互いのかき棒を外側で合わせて一体化したまま、一斉に「差し上げ」を行う特別な演出です。複数台の太鼓台が天高くそびえ立つ姿は圧巻で、協力し合う地域の結束の強さを示すと同時に、観客に圧倒的な迫力を提供します。
開催年によって日時や場所は変更になる場合がございます。
その年の開催情報をご確認の上、ご観覧下さい。
太鼓台の
魅力
新居浜太鼓祭りで担がれる太鼓台ですが、
最初に目を惹くのは、
豪華な金糸銀糸で繊細に刺繍された飾り幕です。
飾り幕は主に、太鼓台の四面に1対ずつ、
合計8枚の睥睨する龍の刺繍が最上段に飾られた睥睨する龍の刺繍
それに続くように、
龍、飛龍、鷲、鷹、唐獅子、鯉、猿、猫、虎といった
禽獣の幕
神社建築、霊廟建築、寺院建築、城郭建築、中国風宮殿建築など
様々な様式を混合した御殿の幕
中国神話、中国伝説、中国物語、日本神話、日本伝説、日本史話、謡曲、浄瑠璃、歌舞伎など庶民に親しまれ好まれた題材の武者絵の幕
各地区の
太鼓台紹介

